1912年に発売された今作は、「いくつかの花々」という名前の通り、稀少価値の高い花をふんだんに取り入れた優雅なフローラル・ノートです。トップはシトラスノート、リーフィーグリーン、オレンジブロッサムなど。ミドルはカーネーション、ジャスミン、ライラック、オリス、メイローズ、バイオレット、イランイランなど。ラストはシベット、ヘリオトロープ、ハニー、ムスク、サンダルウッド、バニラなど。ほぼ完成されたフローラルブーケの香りはさすがウビガンといったところ。ボトルも相変わらず見事です。